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月別: 2017年11月

元気なおばあさんのエッセイ「103歳になってわかったこと」とは。

日本人の寿命がどんどん延びて、もはや60歳や70歳はまだまだ働きざかりで、80歳や90歳の人もいたる所で見かけるようになりました。100歳以上も今の日本では6万人もいるというご時世です。時どき、そういったご老人にお話を伺いますと、「こんなに生きるとは思わなかった」と言い途方にくれている方がほとんどです。そんな中でこの柴田桃紅著の「103歳になってわかったこと」は、まさに目から鱗がポロポロとこぼれ落ちそうな内容になっています。たとえば、歳をとるということは、創造して生きてゆくこととあります。この方は美術家なんですが、この場合そのことを言っているのではありません。歳をとるということは、クリエイトするということです。作品をつくるよりずっと大変です。……老境に入って、道なき道を手探りで進んでいるという感じです。とあります。これが100歳を超えた人の言葉かと思うと、まだ50歳位でお先真っ暗と言って何もしないでいるのは恥ずかしい限りです。どうしたら死は怖くなくなるのかとか、やっておきたいと思うことは、どんどんやるとあります。103歳でももっと長生きをしたいと思い死が怖いというのです。日々出来なくなることが増えてて、昨日出来たことが今日は出来なくなったのだそうです。だから、後で後悔しないように今出来ることはどんどんやると言っています。老境はまだまだ先だと思わず、その時に後悔しないように、今出来ることをやろうと思えるようになりました。103歳というと、今まで生きてきた人生があともう1回あるのです。そう思うと先にまだ大きな未来を感じる事が出来ました。「103歳になってわかったこと」というこの本は重く、ステキな言葉がぎっしりと詰まったエッセイです。 ... 続きを読む

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