コンテンツにスキップするには Enter キーを押してください

狂鬼降臨 著:友成純一

 誰でも良い、陵辱の限りを尽くし生きながら最大限の苦痛を味あわせてみたらどうだろう。紙の上でならそれが許されるのだ。街で目に付いた女、気に食わない上司、頭の中でどこまで残虐の限りを尽くしそのイメジを言葉に置き換えられるか。エログロナンセンススプラッタの名手、友成純一の短編集。

 狂鬼降臨

地獄から鬼たちが俗世に転移、冥土の下級官吏である鬼達は几帳面で仕事熱心なので地獄と同じ様に仕事に励む。様々な登場人物の視点を借りて連作エログロスプラッタが展開されるが、基本的に出て来る女は変態。鬼達も俗世での滞在時間が長くなると影響されて俗っぽくなって行く。ラストはやや気が抜けるが。

 地獄の遊園地

巨大テーマパークのアトラクション(所謂ジャングルなんちゃら)が全部本物になったら、と言うスプラッタ惨劇。首謀者はマンガの神様。この作者はいつもこんな事考えているのか・・・

 呪縛女

女とおまんこすると溶けて死ぬ。そんな世界のブレードランナー。デッカード役の金子は最後に勿論おまんこして死ぬ。

 蟷螂の罠

接待ゴルフに行く筈だったエリートリーマン。黒いシャコタンの族車に追いぬかれ煽られて腹がたったので追いかけたら思いがけず停まっていて中でカーセックスしてるのを発見、猿みたいなリーゼントチビをアイアンで撲殺。セックスしてた女の子と逃げる。

 地獄の釜開き

狂鬼降臨の追加エピソード。誰も死ねなくなった福岡を舞台にドラッグ、暴力、セックス、スプラッタ。夢はパノラマ島。